だからこの仕事はやめられない

この仕事をしているなかで、

自分のお客さんとの普段の会話の中で、

本当に、周りから見えている姿と

実際の姿には大きな違いがあって、

 

ある社員さんと話しをしているときに、

社長なんだから、どこの社長も自分のお店の数字くらい把握しているのは当たり前でしょ。という人がいました。

 

僕もこの仕事をするまでそう思っていました。

しかし、税理士事務所で働いてから、

社長の「知るべき数字」と「特に知らなくてもいい数字」

があることを学びました。

 

 

経営に必要な数字

利益の数字

粗利の数字

税金の数字

給与が適正なのかの数字

今後の様々な準備資金の数字

などなど。。

 

どれも同じ「数字」ですが、それぞれもちろん違うし、

社長がすべて把握しているわけではありません。

 

社長というのは、数字を管理することが仕事ではありません。

 

世の中のイメージで、社長はまるで、

世の中のすべてを知っているような完璧な人間のようなイメージでした。

僕自身も社長は偉いし、そういうもんだと思っていました。

 

でも、

実際はどうでしょう。

 

そんなことはないでしょう。

社長の仕事は

・判断をすること。

・責任を負っていること。

・会社の顔として、一番の稼ぎ頭(営業の顔)となっていること。

 

この三つが社長の仕事です。

だから、社長の給与は

社員3人分の仕事(役割)があるので

一般的に従業員の3倍程度が一つの目安だと。

 

この現状がある以上、

ただ単にただ社長になればお金持ちになれる。というわけではありません。

本当に社長としての役割をしているかどうか。

 

 

 

実際に現在の日本の廃業率は

一年間で個人事業は3割、法人で2割が廃業となっています。

 

全員が適当に起業しようなんて人はいないはずです。

それぞれ、今までの仕事を退職し家庭がある中で起業をしたり、

とにかくやってやる!と生き込んで始める人が多いでしょう。

 

 

話はかわりますが

先日、クライアントさんの中で、

この方は脱サラし、以前の仕事から一人で独立し、

そろそろ一年という中で、もう何人か従業員を急成長しています。

 

付き合いが始まり、自分自身とも一年間の関係となりいろいろと会話をすることがあり、仕事をしている中で、一年経過し、

以前の職場からの関係が今独立して一年たって、一番大きかったことをものすごく実感できるとのことでした。

 

会社員として働く以上、

どれだけ取引先やお客さんと仲良くなれたとしても、

「会社員」として働く以上、どうしても「会社」のフィルターと通して、

相手を見てしまいます。

自分もそう見られているだろうし、自分自身もどこかそうみえている部分も無意識のはずにあるはずです。

 

でも、それが独立した瞬間にそれはすべて分かってしまいます。

 

クライアントさんが独立後も仕事として関係を持てるということは、

以前の職場での対応や、関係性がとてもよかったことが話を聞いているだけで伝わります。

その方は、自分の前職の十数年無駄だとおもっていたけれど

そんなことはないということを実感できた。とのこと。

 

そういう声を実際にリアルな声として聴けるこの仕事は

どれだけ恵まれているんだろう。と思ったりもします

 

 

この仕事をしていて思うことは

起業をするとき。お金を借りるとき。

初めて自分のお店にお客さんが来店した時。初めて売上が通帳に入金された時。

初めて人を雇った時。

 

そういう他人の人生で一回きりしかないような

人生のターニングポイントの瞬間に自分が立ち会えたり、

そういう体験をしている人と関われる瞬間。

 

こういう人が振り返って思い出すような時間や喜怒哀楽の瞬間のその場に

自分もいれるような感覚があって、

これってブライダル系の仕事が人気なのと似ているのかもしれないけれど

そういう感覚ってなかなか生きている中で

あまり感じれない感情のようなもので、

 

 

 

それが新鮮で

そういうリアルな話を聞いたり、自分が仕事として感謝される実感があると

この仕事のやりがいが一番感じれる瞬間だったりもします。

 

 


 

 

たくさんの人のやってみたいを「実現」させたい!

 

そんな想いでブログ更新していきます!

 

それではまた!