「自己の羅針盤」をもつこと

先日、経営者の勉強会にて

芝寿司の会長である梶谷晋弘さんの話を聞いてきました。

 

 

梶谷さんは現在年齢が70歳を超え、会社の経営に50年以上携わってきた中で、気づいたことがある。とのことでした。

 

・幸福についての話

・「志」についての話

 

すべての人は「幸福」を求めている

この幸福とは

幸・・・幸せを感じる「心」

福・・・モノ(お金)の豊かさ

 

の両方がある。とのこと。

稲森和夫さんの物心両面の幸福の話でもあります。

 

幸福になりたい。といっても

それは人によって価値観はばらばらで、

幸と福 どちらか欠けてもいけない。

自分が人生を生きていく中でこの「幸」と「福」について明確化しておくこと

 

また、

会社を経営する上で、

経営者ならば、まずは、お金の面で

従業員にお金の面で人として養う責任として、

利益を追求するとの事でした。

 

梶谷さんは今まで様々な会社をみてきたが、

赤字続きの経営をしている会社では従業員が幸福にはならない。

と断言をしていました。

 

自分も税理士事務所で働く中で

このコロナ渦の中、黒字の会社もあれば

赤字の会社も見てきています。

 

ただ単に、会計業務の数字の提示の仕事なんて面白くないです。

自分もやるからには、本気で相手と向き合いたいし

関わる事業者はもちろん

そこで働く従業員、そしてその家族。

その店舗にくるお客さん、地域、取引会社などのステークホルダーまでも含め、豊かになってほしい。

 

そんな働き方ができれば、自分としても

めちゃくちゃ面白い働き方だと思います。

 

独立開業は目的ではなく、

その先、1年後、3年後、5年先までを見越して、

どうありたいのか。

 

自分が関わる人には

3年、5年、10年後に開業してよかった、

事業者にとっての今が幸福です、

そんな声が聴けるように頑張りたいとより感じました。

 

 

 

 

そして、

もう一つ

 

今の現代において、様々なモノがあふれ、

生きがい、働き甲斐なんてなくても生活も出来るようになったし、

困らなくなりました。

だから、自分の仕事に対しても

「志」は不要の時代となりました。

 

ですが、だからこそ、「志」は必要とのこと

 

さまざまな勉強会や本、経営者団体などのセミナーなど

これはなんの為か。

 

志をつくるため。つまり

自己の「羅針盤」を作る為。

 

今やっている事は

10年後から「今」を見た時に正しいと言えるのか

10年前から「今」を見た時に胸を張って言えるのか

 

どんな勉強会に参加しようが、

ひとつの「志」があると、どんな状況、立場であっても

ブレなくなり、自分の人生を歩めるようになるとのこと。

 

 

梶谷さんから

吉田松陰「夢なき者に理想なし」

サミュエル・ウルマン「青春」

 

の詩の紹介がありました。

講話内では紹介まででしたが、講和後自分でも調べてみました。

 

詩のなかで共通するのは

年齢に関係なく、いつだって挑戦し行動し続けていくこと

 

何百年も昔からずっと言われてきていることで

今の時代でも精通することだと自分も感じました。

 

常に自分は何ができるのか

今やっている事は本当に自分のありたい姿に続いているのか

 

今の自分の志は

多くのひとの「やってみたい」を「実現」させる

そしてその実現の先のビジョンや理想を実現すること

 

自分の羅針盤

これからも挑戦していきます。

 

たくさんの方の「やってみたい」を「実現」させたい!!

 

そんな想いでブログを更新していきます!

 

それではまた!