あと少しだけ成長するには何をすればいいだろう
「あと少しだけ成長するには何をすればいいだろう」
これは茂木健一郎さんの「最高の結果を引き出す質問力」という本で紹介された一文です。
事業や起業をこれから目指していく方に多いのが、
起業をするんだから、簿記や会計、税金、雇用、法律、マーケティング、経営戦略、ブランディング、PR、人脈、などなど、
会社員として給料をもらっているまでは、特に知らなくても困らなかった事が退職をしたその日から突如降りかかってくるようなイメージがありますよね。
僕自身も税理士事務所で働くまでは、
事業をしている人は、先ほど書いたような、博学で、知識や経験、人脈も豊富な人なんだろうな、と、自分には全く住む世界が違うような完璧なイメージがありました。
こういうイメージがある人が多いのではないでしょうか
このイメージがきっと起業へのハードルを上げている要因の一つだと思っています。
少なからず僕もそのイメージを持っていました。
ここで少し話は変わりますが、
そもそも「税理士」の業務って何か知っていますか?
先日、他社の税理士先生の話を聞く機会があり、
その方は税理士の仕事は税務調査でクライアントを守ることが税理士の仕事です。と税理士の仕事を紹介していました。
税理士業務として間違ってはいません。
確認したところWikipediaにも「主に税務の代理申告、税務調査に立会って対応すること。」との記載がありました。
様々な知識、スキルの中でも
僕自身も税理士事務所で働いているので、
税務会計がどうしても携わる機会が多くなります。
しかし、
「自分のしたい仕事」は上記のような税務の代理申告や税務調査の立ち合い屋さんではありません。
自分は「起業支援」を目的とし、その手段として「税理士事務所」で働いています。
もっというと、自分の「ビジョン」は、大人になったときに人生振り返って、昔に戻るならやっておけばよかった。挑戦しておけばよかった。と後悔する人をなくしたい。
という想いがあります。
自分の中では起業支援をしている人が、税理士事務所で働いているよ。という感覚。
だから自分自身の知識としても、
会計だけではなく、起業に関わるマーケティングやブランディング、経営戦略、IT、コーチング等々、起業関連の知識、スキル、などを、とにかく学んでいます。
これも、
起業を考えている段階と少し似ている部分があるのではないかと
自分の中では思っていて、
起業支援の仕事をするには、自分の知識、経験などが100%でないといけない。と自分の中で思い込んで、自分には無理、タイミングが違う、と今度、今度、となりいづれ出来なくなるケースが多いように思います。
業務上、自分で分からないことがあれば、他の人に聞くなり、その道の専門家を紹介するなど、助けてもらいながら行っています。
自分が求められていることって相談をしている相手にとっては、
解決や納得が出来れば、目の前の僕からだけの答えがでなくても構いません。
でも、自分の中での完璧でないと、と自分自身で思い込んで、
周りからも、こんな事も知らないの?と思われるのを恐れて、準備不足だからできないと、あきらめるにはまだ早いです。
最初からスーパー専門家を目指すのではなく、
その目標にあとほんのちょっとだけ成長するとしたら、今、どんなことが出来るだろうか。と考えてみたら、意外と壮大に思い込んでいたのは自分だけで
ふとしたタイミングでいろいろと選択肢が見えてくるかもしれません。
きっとその繰り返しで
その一歩ずつの考えが成長。。というより、
自分のしたいことへの道へ進んでいることなんではないかな。と感じます。
たくさんの方の「やってみたい」を「実現」させたい!!
そんな想いでブログを更新していきます!
それではまた!