免税店って何で安いの!?免税店は「どこの国にも属さない」!?
最近、消費税についての研修や勉強をしています。
その中で「免税店」の話がおもしろかったので
今日は免税店について書いてみようと思います
よく、空港や最近だとドンキホーテ等でも
「免税」と言われるものが普通の価格よりも安い値段で買う事が出来ます
でも、「そもそも免税ってなんで安いのか」分かりますか??
文字の通り、「税を免ずる(払わなくてよい)」という扱いなのですが
なんの税なのか。実は少し違います。
さらに、免税店と普通のお店と、物は一緒なのに
空港の中か空港外かで価格が変わってくるのには、実はある理由があるんです。
結論から言うと
「免税店はどこの国にも属さない」というような扱いされているからです。
ちなみにこれは、機内や船内で買い物をする場合も同じ扱いをされます。
(飛行機の中で購入するのに、国境毎でその国ごとに毎回税金制度が変更していたら大変です)
え!?なんで!?という方
そもそも消費税かかる条件の中に
・国内で取引されること
があります。
そもそも消費税8%は日本限定のルールなので、
輸入されるものも、
日本にきてから、消費税が乗せられます。
輸入された段階では消費税はかかっていないと思ってもらっていいです。(厳密な取り扱いはややこしいのでかきません)
「日本で相手に商品を提供する時」に初めて消費税がかかるようなイメージになります。
あくまで、観光客が買って、その人の所有物となって
海外へ行くことが前提だから。という考え方です。
空港で販売されているものは
日本の空港の中にあっても扱いは「日本からもう外国に出ていくもの前提」扱いとされるために、日本のルールである、税金は発生していませんよ、その分安く売っていますよ!というものです。
なので、免税店というのは
「国内での取引」ではない扱い
という扱いになっています。
(ややこしかったら、特に理解しなくても大丈夫です笑)
大事なのは次です!!この記事で知ってほしいのは次だけ!!
さらに、もうひとポイント!!
繁華街の場合は「TAX FREE」
空港の場合は「DUTY FREE」
と同じ「免税店」でも違う表記がされているんです!!
※これはあまり知っている人は少ないです。僕も勉強して今回初めて知りました。
繁華街の「TAX FREE」の場合は
「消費税」を払わなくて良い
空港の「DUTY FREE」の場合は
「消費税」だけでなく「関税」「酒税」「たばこ税」を払わなくて良い
※Duty・・関税
※Tax・・消費税
同じ免税でも、免ずられる「税」の種類が異なります。
つまり、
例えば「お酒」や「たばこ」を購入する場合は
「空港」の「DUTY FREE」の方が安く買う事が出来るんです!
これだけ覚えておきましょう!
ぜひ、海外へ行く機会がある方は「DUTY FREE」で爆買いして下さい(笑)
漠然と物事をなんとなく安いもの。とだけにせず
「なんで安いんだろう?」と疑問をもって調べてみると、
とても勉強になる事を自分自身学びました!
たくさんの方の「やってみたい」を「実現」させたい!!
そんな想いでブログを更新していきます!
それではまた!