なんでも話せる職場とは。。
最近、仕事上で、
クライアントの経営者と従業員の間に入り面談を行う機会が増えてきています。
そのことから
自分でも職場での対話や人との関係性について興味を持ち勉強をしています。
今回の内容はクライアント先の話ではなく、色んな話を見たり聞いたりしている中でのあくまで自分の考えです
人の話を聞くということは
話す側が話を人に聞いてもらった時に、
・聞いてもらえただけで、満足する。という人と
・話をした内容が実現されて初めて聞いてもらえた。という人がいて
そこを相手が何を求めていて、何を伝えようとしているのかというのをしっかり聞いていないと、
話を聞いてもらえて、「すっきりした」「また聞いてもらいたい、話したい」
話をしようとしても「どうせ話をしても無駄だから話したくない。」
という風になってしまうような気がします。
それを何でも話して、と言って
不満もすべて聞いても、信頼性には実はあまり結びつかないのは、そこにズレが出てくるのかなと思う
「なんでも話せる職場」の裏には、
「なんでも話せるだけの職場」という
わずかな差のようなものが、あるような気がしていて、
同じ、スタッフ間での会話であれば、これでいいんです、
でも、社員が会社や上司に求めているのって
「なんでも話せる職場」=「自分の意見が反映されていると感じられる職場」だと思います。
この「反映されている」というのは決して、「実現すること」じゃないとダメって思われがちだけど、
実は「実現」されなくても全然よくて、社員側が欲しいのは「納得感」だと思います。
自分が現状の職場に対しこう思っている。疑問に感じている。という事に対しての「何が妨げているのか、なぜそうなっているのか」そこを理解して初めて「納得感」に繋がると思っています。
社長が
スタッフの話をちゃんと聞いている。その為の時間も作って飲み会だって開いてみんなの話を聞ける場を設けて、うちはみんなが思った事をちゃんと上司に言える会社です。
ていうのが社長目線。
社員が
面談で上司に言っても無駄だし、自分の思った事は言わない。言えない。
どうせ変わらないから無駄かな、面談に飲み会行っても無駄だよね、と、裏でスタッフ同士で話をしている。
ていうのが社員目線。
これって規模が大きくなればなるほど
この現象が大きくなって、経営者側も一人一人の話をじっくり聞いていられるほど時間があるわけでもないし、みんなの意見を全部取り入れられるほどのお金もない。
だから
お互いの考えを自分達が面談で入る事で、経営者とスタッフ間の意思疎通のズレを修正し「働きやすい職場」になってもらいたいな。と思っています。
勘違いしてほしくないのは、何かトラブルやモヤモヤしていることに対して
その会社のせい、社長のせい、社員のせい。という割り切れるものではないということ。
言っても無駄な社長。
文句・願望しか言わない社員。
というものではなく、何を考えているのかという
互いの理解やそれぞれの価値観を認め合うこと
だと思っています。
自分はまだ、面談を任されるほど分かっていないし担当となっていません。
今の自分に足りないのって
相手の言葉をそのまま「言葉」として受け取るのではなく、
その人の「言葉」の裏側にある「想い」「考え方」「伝えたい事」「気持ち」の部分を汲み取ってあげること。だと思います。
第三者の自分からの視点で、そういった部分を取り組んでいくことで
クライアントの人たちに「よかった」の一言がもらえるんじゃないかな。と思っています。
たくさんの方の「やってみたい」を「実現」させたい!!
そんな想いでブログを更新していきます!
それではまた!