僕は「税理士事務所の人」の肩書きを捨てたい!
最近、会社の研修のなかで
自分はいったい、どんな税理士事務所の人になりたいのか。というビジョンの話がありました。
僕のイメージの中で、
税理士事務所って、学校の進路指導の先生みたいなイメージなんですよね。
税理士事務所の人=とても賢い。先生。
のような印象がとても大きいと思っています。
堅いイメージがあるゆえに、
「正論を言われて論破される」というイメージがあるから
「相談したくない」というものがあると思います。
僕自身も入社する時、ものすごい堅いイメージがあったし
職業を聞かれて答えると、普段堅いお仕事されているんですね。とほぼ言われます。
実際に、新規のお客様で話を聞いているときに、
「こんなの聞いてもいいか分からないのですが。。」
「すごい初歩的な質問ですが。。」
「何も知らなくて申し訳ないんですけど。。」
という前置きを置いてから
相談をしてくれる人が多いと感じます。
これは、一見失礼がないように、という配慮の気持ちもあると思いますが
根底には、相談しづらい。というイメージがあるように感じています。
じゃあどうするか
このイメージ・レッテルを払拭するのは
僕の仕事でもないし、とても時間がかかってしまいます。
大切なのは、
そのレッテルのある中で自分はどんなことが出来るのかな。という事です。
僕は、その人の「事業内容」も大切ですが
その先にあるシンプルに目の前の「人」が何が好きで、何が嫌いなのか
どんなことをしている時が好きで、どんな事を今までしてきて、どんな事をしていきたいのか。
一人の「人」として向き合って「人」と仕事をしたいと思っています。
正直、事業の売上に対しての粗利がいくら、利益がいくら
それに対する粗利、原価率、利益率、といったような数字のみの対応は今後AIにお願いして、確かに事業をする上で事業の数字は外せないのは分かってはいますが、
税理士事務所でそこの話さえしとけば、「求められている仕事」は出来てしまいます。
事実だいたいの税理士事務所は「会計」を作るのが「仕事」となっていますし、それを否定するつもりもありません。
それでいいんです。
でも、僕自身、それだけが「税理士事務所」の「仕事」になってしまうと、
別に「自分」じゃなくてもいいし、「なるべく安い所」が税理士事務所を選ぶ基準となる気がします。
それだけだと、
「自分自身」が働いていて楽しくないんですよね。
僕は僕自身の関わるお客さんに対し
「仕事」以外の部分でも「人」として関わる仕事をしていく為に、
その為の「関係づくり」をしていこうと思いながら普段の仕事に取り組んでいます。
最近ではそういうところを無意識に聞けるようになってきたのか
会社で正社員と働いていて、今度こういう企画書つくりたくて、どういう作り方とかしたらいいかな、とか、
SNSの投稿の仕方に悩んでいて、商品だけの投稿だとパターン化してきてどなんか他にいい投稿ないかな、という事にも、相談にのったり、提案出来たりしています。
自分のお客さんでもないからこそ、割と素直に提案出来たり。
相手も自分の事業や仕事に関係ない人だからこそ話せる事もある気がします。
割とそういう、自分の会社の人以外の意見ってなかなか聞く機会ってないような気がしていて、自分が思っているより需要がある気がしています。
聞かれたことに、もちろん言える範囲ですが、他のお客さんでこういうことしてて、うまくってるよ、とか話すと思っているより感謝される気がします。
まったく関係ない自分のような第三者だからこそ、無害だからこそ気づいたりできる事もあるんだな。って感じます。
みんなの仕事も
周りからのその職業ってこんな感じだよね。っていういうイメージと
実際に働いている環境や自分のしたい働き方の違いとかって
色んな価値観だったり、こういうイメージ変えたいんだよね、っていうことがそれぞれあると思うんでそういう話をしている時は結構僕自身楽しいんで色んな人の話を聞いてみたいな、と思います。
タイトルからずれた気がしなくもないですが、そんな感じです(笑)
たくさんの方の「やってみたい」を「実現」させたい!!
そんな想いでブログを更新していきます!
それではまた!